ゴルフ初心者の方が最も苦手とする番手の一つかわドライバーではないでしょうか?
ですが、ある程度の練習によって真っ直ぐ打てるようになる方も多くいます。
しかし、真っ直ぐ打てるようになっても打球が低く、打感の割には飛距離が出ないのではないでしょうか?
そこで今回は、ドライバーショットの打球が上がらない理由を知り、飛距離をアップさせる方法を紹介します。
ドライバーで球が上がらない理由
初心者の方の多くのイメージでは「ドライバーショットは高く球が上がって飛距離が出ている」という方が多くいらっしゃいますが、打球の高い=飛距離が出るという事ではありません。
ゴルフクラブにはそれぞれに、おおよそ決まったロフト角が付いているので、そのロフト角に合わせた弾道と飛距離があります。
ちなみドライバーのロフト角は10度前後が一般的です。
このロフトに合わせた弾道が最も飛距離が出る球筋だと言えますので、打球が上がらない事が飛距離が出ない理由とは、一概に言えません。
では、初心者の方のドライバーの打球が低く出てしまうのかというと、大きく2つの理由があります。
1.ドライバーの芯を捉えていない
1つ目はドライバーの芯でボールを打っていないという事です。
フェースの上や下、先、根元、などに当たっているため、ボールにちゃんと力が伝わらず、適切なスピンがかからない為、ボールは上がらなくなってしまいます。
2.ロフト角が活かされていない
上記でも説明した10度前後のロフト角がインパクトの瞬間、ヘッドが寝てしまったり、被ってしまう為、ロフト角以下の角度でインパクトしてしまいボールが上がらなくなってしまいます。
正確なインパクトとスイング軌道弾道が変わる
上記のような2つの理由から打球が上がらない場合がほとんどです。
その2つの原因を解消するためには、ドライバーの芯でボールを捉えるインパクトと、ロフト角が活かされる正しいスイング軌道が必要なので、その2つを体で覚えるための練習方法を紹介します。
ドライバーの練習というと、目一杯の力で常に飛ばす事を意識した練習をする方が、初心者には多く見受けられますが、まずは「6割の力」または「ハーフスイング」程度でドライバーを振り、飛距離は気にせずに「芯で捉える」事を重点的に練習しましょう。
芯でボールを捉える感覚をしっかりとつかむ事が重要で、ハーフスイングであってもしっかりとインパクトすると想像以上に飛距離が出ると思います。
この時にスイング軌道も大切で、ゆっくりで良いので「インサイドイン」の軌道を意識して、変に手首などを使わずに、体で素直にスイングをしましょう。
こうする事で、ロフト角通りにボールを捉えるタイミングが掴みやすくなります。
この練習を5球続けたら、1球は8割程度で本番を想定したスイングをしてみましょう。
この1球の時にも大切なのは、インサイドとスイング軌道という事を意識してスイングしましょう。
まとめ
以上のような方法で、しっかりと「クラブを活かすスイング・インパクト」ができるようになれば、自ずとロフト角合わせた弾道になり、飛距離も伸びます。
大切な事は、ボールを上げようとする意識ではなく、クラブの設定を活かしす事ができるスイングをする事です。