ゴルファーであれば誰でもドライバーは遠くに飛ばしたいものです。
しかし、初心者ゴルファーの多くは「力一杯振っているのに飛ばない」なんてお悩みの方は多いのではないでしょうか?
ドライバーの飛距離をのばすためには「力一杯振る」という事をまず変えなければいけません。
そこで今回は、クラブを活かしたスイングでドライバーの飛距離を伸ばす方法を紹介します。
軽く振っても飛距離が変わらない?
ドライバーの練習はどのように行なっていますか?
多くの初心者ゴルファーは、ほとんどフルスイングしかしていないと思います。
しかし、ゴルフクラブは力一杯振れば飛ぶという物ではないんです。
シャフトのシナリ、体の回転、インパクトのミート率など様々な条件がそろって初めて飛ぶようになります。
つまり、力一杯振ってもしっかりミートしていなければ飛びませんし、ダウンスイング開始の時が1番ヘッドスピードが出ていても、インパクトで力が抜けてしまっては飛ばないという事です。
重要な事は、いかにフェイスの中心でインパクトするか、ヘッドスピードがインパクトゾーンで最速になるスイングをするかという事です。
ちなみに、力を抜いて7割くらいの力のスイングで、インパクト、シャフトのシナリを意識して打ってみてください。
普段力一杯スイングしている方であれば、7割スイングでもほとんど飛距離は変わらないはずです。
クラブに仕事をさせるイメージで
初心者ゴルファーの方であれば、初心者向けの優しい作りをしているクラブを使っている方がほとんどだと思います。
ですから尚更、力を入れなくても体の回転でスイングして、しっかりミートすれば飛距離は伸びます。
しかしその感覚を掴むには、まず「飛ばすには目一杯の力でフルスイングする」と先入観をなくす必要があります。
そのためには、反復練習が必要になるので、次は具体的な練習方法について紹介します。
インパクト重視のハーフスイングから始めよう
練習方法として、正確にインパクトさせる感覚を掴むためハーフスイングで打ってみましょう。
もちろん手打ちではなく体の回転でスイングしましょう。
それを5球続けたら、7割程度のスイングで、インパクトを意識しながらも当てに行くのではなく、スイングはスムーズに、しっかりヘッドが返ってくる感覚を掴みながら打ちましょう。
この時軸をしっかりさせるため、下半身に体重を乗せますが、上半身は柔らかく、グリップも軽く握って打ちましょう。
5球ハーフスイング、1球7割スイングで安定してきたら、1打フルスイングしてみましょう。
そこでミスが出たらまたハーフスイングに戻ります。
これを繰り返す事で、フェイスの芯で捉える感覚を掴むことが出来、飛距離アップに繋がります。
まとめ
このような練習を行う事で「ドライバーで力で振る」というイメージが変わるはずです。
初心者ゴルファーの方はぜひこの練習を取り入れてみてください。