ゴルフには色々な楽しみ方があります。
ゴルフ場に行きラウンドするのが本来の目的ですし一番楽しいですよね。
ラウンドに胸を膨らませての日々の練習も楽しいですね!仲間で話すゴルフ談義も楽しい時間です。
知識で楽しむ方法を皆様は知っていますか?ゴルフギア(道具類)って奥が深いんですよ!ギアマニアがいるくらいですから。
道具を知ると性能がわかり、性能を知ると使い方がわかり、使い方がわかるとゴルフ上達にも繋がります。
ゴルフクラブの基本性能について
ゴルフクラブとは野球のバットやテニスのラケットなどと大きく違う所は、握っている軸の延長線上に打点やスイートスポットが無い所です。
当たり前の事を言っている様ですがとても重要な違いなんです。
握っている延長線上に打点があると打つ意識がしやすいのと感覚がつかみやすくなります。
ゴルフクラブはというと握っている軸の延長線上より外側フェースがありますので打点やスイートスポットも外側に有る事になります。
重心が外側に有ると言う事は遠心力が働きますので自分の意識とは別にクラブフェースが動くのです。
その動きというのがフェースが開いたり、閉じたりという厄介な動きになるのです。
開いて(オープンフェース)インパクトを迎えてスライスボール(シャンクも含む)になったり、閉じてきてフックボール(チーピンも含む)になったりと予期せぬ出玉になった経験はありますよね。
パターですらフェースが開閉運動しているんですから困ったものです。引っ掛けてしまうなどがそれに当たります。
現在の460ccの大型ヘッドのドライバーなどは長い割に軽いので慣性モーメントが少なく、開きやすくて閉じずらい構造になっていますので自分でフェースを閉じる動きをスイングに加えてあげないとスライスになってしまいます。
アマチュアのほとんどがスライスに悩んでいる原因に繋がります。
46インチが主流の今はカーボンシャフト自体もよじれるのです、シャフト本体やカタログにも明記されていますが『トルク』と表記し数値で表していますが数値が大きい程よじれる度合いが強いのです。
初心者はトルクの少ないシャフトを選んだ方が良いと言う事になります、しかし、販売されているドライバーはというと初心者向けと言って販売している物にはトルクの大きいシャフトが装着されているのが現状です。
柔らかく、トルクの有るシャフトの方がタイミングさえ合えば飛ぶんです!そのタイミングを合わせるのが難しいのでギアに詳しい上級者程、固めのシャフトを選ぶのです。
力が有るので硬いのにしているだけでは無いんです!初心者こそシャフトにこだわるべきなんです。
短く思いショートアイアンは逆にスチールシャフトはトルクが少ないため、開きずらく閉じやすい構造になっているため目標より左に飛ぶ引っ掛け球が出やすいのです。
ゴルフクラブの基本構造について
ゴルフクラブとは色々なパーツの組み合わせで出来ています。
大きく分けるとヘッドパーツ、シャフト、グリップに分かれます。
ヘッドパーツはウッド系はチタン素材が主流でチタンとカーボンのコンポジット(複合)などもあり軽いか重いかに分かれます、ステンレス素材もアスリート用に採用されています。
アイアン用のヘッドパーツは軟鉄鍛造と言って熱した柔らかい鉄をものすごい圧力で叩きながら形を作っていく製法の事で打感が柔らかいのが特徴です。
最近はステンレス素材のヘッドにフェースの部分にチタンを圧着したマレージングというのがサイドスピンが少なく反発が良いので初心者に人気があります。
シャフトはカーボン素材が主流で硬さが色々あり、L→R→SR→S→SX→Xと表記しLが女性用で一番柔らかく、Xはプロ仕様になり硬いです。ヘッドスピードにもよりますがRからSの間が一般的です。
硬すぎると曲がらなくなる半面、球が上がらず飛距離は落ちます、柔らか過ぎると球は高くなる半面、タイミングが取りづらく曲がる傾向があります。
グリップは色んな太さや素材が星の数程有りますので握った感触の好みや色で選ぶのが良いと思います。お店で素材等調べながら全てのグリップを握ってみるのも面白いですね。
まとめ
練習場で日々打ち込みスイングを作って行く事が1番大事ですが、ギアの事を学び自分に合うクラブを探し出すのも上達法だと思います。
ダメな所を補ってくれるクラブを手にしたらまさに鬼に金棒ですよね!スライスに悩んでいる人がプロ仕様のクラブを使ってもスライスが増すばかりです。
初心者でもフックで悩んでいる人が初心者向きのクラブを使うと逆効果になると思います。
上達すればスイングも変わってくるのでクラブに求める事も変わってきます、今の自分に必要な性能を持ったクラブ選びをして下さい。
性能を知るとクラブを見るだけで色々わかるのでゴルフ事態が面白くなるんです。
ショップで見て、触るのが面白くて、楽しくなりますが毎日長居はいけません。練習も大事ですよ!