みなさんはゴルフの中で、“切り返し”という言葉を聞いたことがありますか?
ゴルフ用語は難しい言葉が多くて、なかなか理解できずに正しいスイングができない方も多いのではないでしょうか。
切り返しという言葉も、そんな難しいゴルフ用語のひとつです。
今回は、ゴルフにおいての切り返しの意味とその練習方法について、解説をしていきたいと思います。
切り返しとはどこの動き?
ではまず、切り返しとはどの動きのことを言うのでしょうか?
切り返しとはテークバックからトップに行ったあとに、ダウンスイングに入るときの切り替えのことを言います。
通常通りのスイングをしていれば、切り返しはできているように思いますが、意外とできていないことが多いのです。
逆に切り返しを意識し過ぎてしまい、ミスショットになってしまうことが多いのも現実です。
ではどのようにして、スイングの中での切り返しをマスターすれば良いのでしょうか?
次は、切り返しのタイミングを身につける練習方法について、解説をしていきたいと思います。
自分の中でリズムを作ろう
ゴルフスイングの中では、インパクトの前にタメを作るということが大切です。
タメとは、トップからダウンスイングに行く前の一呼吸のことと考えてください。
スイングをイチ、ニ、サンで分けると、イチでアドレス、ニでテークバックからトップ、サンでダウンスイングからインパクトです。
この中の動きで言えば、サンに入る前にタメを作ってインパクトに向かいましょう。
ニからサンが早いと、タメを作ることができずに上手く切り返しができません。
スイングは飛距離を出そうとしてしまうと、力が入ってしまいタメの余裕がなくなってしまいます。
スイングは気持ちに余裕を持って、トップでは一呼吸置くくらいの気持ちでタメを作るようにしましょう。
トップの位置が切り返しのポイントとなりますが、正しいトップの位置はどこになるのでしょうか?
正しいトップの位置は、左腰が回らなくなる限界の場所です。
下半身始動では左腰を軸にスイングを始めますが、その左腰がこれ以上回らない、少し痛いくらいの位置が切り返しポイントです。
練習方法としては、左腰に意識を向けてスイングをすることです。
慣れるまでは、練習やラウンドの後に少し左腰が筋肉痛になる人もいると思います。
しかし、その筋肉痛がきちんとスイングができている証拠にもなるのです。
まとめ
このように切り返しの練習方法は、難しくはないのです。
実際は考えなくても意外とできている方もいらっしゃるでしょう。
しかしさらに意識することによって、タメを作ることができたり、腰がきちんと切れるようになったりと良い点もたくさんあるので、スイングの際に少し意識するようにしてみましょう。
ゴルフでは実践することも大切ですが、意識することやイメージすることも大切です。
綺麗なスイングをイメージしながら、練習をしていくようにしましょう。